陰と陽

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陽が沈む 雲を黄金に染めて
そこに行けば 全てがそろう
そんな まやかしを 魅せながら
遠い空 彼方へと去り行く 

それは 天地天命の 神
全てに生を与え 死をも操る 過酷な王


辺りに暗い 影が忍び寄る
陰のとき 暗い闇の世界


月の明かりが灯り 辺りを柔らかに包む
秋の野花は きらめく露に濡れ
あたかも 月の雫のように それを映す

気まぐれな 女神は 大海の汐に留めず
人々の生きる リズムをも 操る

満ちた女神は 周りの小さな星たちを
光のベールで隠し 陰の時を 独り占めする

今日がその日 最も輝く 女神の日
神が居ない 暦の月の夜空に 
満ちた女神と 小さなものたちの 夜