幅が10m程の 小さな川がある
河口にも近く 上流には大きな山も無い
生活排水が流れ込む 汚れた川
水は淀み 上澄みだけが僅かに透ける
水面のその下には 白濁した水が・・・
そんな川でも 魚が居る
いつもはボラが 泳いでる
寄生虫が付いた ボラが・・・
夏のボラだから 仕方ない
川のボラだから 仕方ない
その川に 大潮のときだけ遡上する一行
黒鯛の群れ 大きなものは刺身に出来そう
太公望はこの情景を見て どう思うだろう
黒鯛を釣りたいと 腕が疼くのだろうか
黒鯛が可哀想と 心が痛むのだろうか