無題

エルドラド …光の帯…

『黄金郷』 その名を想い 浮かべてしまう …そんな瞬間… あの輝きの先には アトランティスの 遺跡でも在りそうな そんな気にさせる 光る海原 黄金の光の帯は やがて白銀の 単なる輝きに変わり エルドラドへの想いは 現実へと呼び戻される

春の日の出

真っ赤な五月の日の出 四国の山から上る日の出 高知の足摺に近い所かな 山から頭を覗かせたのは 五時半に間もない時だった 陽はやがて 全ての姿を見せ 輝きを増していく 黄金に輝く海原に 渡り鳥が列を成して行く この海峡を鳥や蝶が 渡って行くなんて 信じ…

お堀の住人

府内城址のお堀の中 鯉が沢山泳いでる たまの休みにパン買って タダで貰ったパンのミミ お堀の鯉にお裾分け 大きな鯉が我先に 餌を求めて群れとなる 鯉に負けじと亀達も 餌を求めて集まった お堀の中には鯉の他にボラやテラピアが居て、亀もクサガメ、イシガ…

野に咲く花達

昔から野に咲く花は たくさんあった いつでもどこでも 観ることができた しかし 今の都会では容易に 観ることができない アザミをはじめ 多くの花は姿を消し 観賞用の花だけが 花壇に咲き誇る 昔観た花達が とても懐かしい

名も知らぬ白い花達

野山には 沢山の花があり 様々な彩りを 見せてくれる されど色なき野の花は 自らを他で主張する 白き花びらの形を変え 時に集団となることで その存在を際立たせる 純真無垢で 可憐な白き花達を 暫しご覧あれ

サクランボ

裏庭のサクランボが実を付けた 可愛く紅く色付いた ちょっぴり酸っぱいサクランボ 両手いっぱい採れたけど 残りは小鳥にお裾分け

黄砂の中の落日

先週の土曜日 前線の通過後に 低気圧が大陸から 黄砂を運んできた 朝は嵐のような荒天 一転して昼は穏やか そして夕方の落日は まるで満月のようにみえた 本当の月は太陽の近くにあって 間もなく新月を迎えようとしてた そんな日の夕刻 親父が灰になった日の…

小さな命

庭先で見つけた小さな虫 何気なく見過ごしそうな昆虫も 綺麗な衣装を纏ってた 綺麗だねって語り掛けると 長い触角を振りかざし 素敵でしょうってポーズを決める そんな錯覚の中に居る僕には この小さな命が輝いて見えた

ロッククライミング

ドライブの途中 カーブを曲がると・・・突然 眼に飛び込んできた 一本のハーネスに身を任せ オーバーハングした 岩場を登る男性の姿 此処は愛好者の練習場らしい でも… 観てる方が怖かった

四ツ葉のクローバー

小学校の校庭で 四ツ葉のクローバー 見つけたよ 四ツ葉の横には五ツ葉も… ミツバチもせわしなく しきりに蜜を集めてた

紅葉の種

つい、この前まで 咲いてた花はなく 沢山の種がついてた 子孫を残すため 遠くへと撒き散らすため 紅葉の種は羽根を持つ 種はやがて乾燥し 軽くなって風に乗り 親である大樹から離れ 新たな命の芽を生やす 紅葉の種は 種類によって形が違う 普通は左右対称だ…

日田市役所のハナミズキ

市役所前の ハナミズキ 綺麗な花が 咲いていた 舞うように咲く ハナミズキ 薄紅や白の 蝶のよう 大樹となった ハナミズキ 可憐な花を 咲かせてる 満開過ぎて ハナミズキ 来春もまた 観に来よう

ハナミズキ

櫻の時を過ぎ 様々な花が主張を初める 樹木はツツジが今は盛り 紅白の花がアチラコチラで 咲き誇る 華麗なツツジもいいけれど ハナミズキの可憐さが好きだ 白や薄紅色のハナミズキ まるで蝶が舞うように 暖かな風にユラリとそよぐ 爽やかという言葉が似合う…

×と○と・・・

またまた夕日の写真 クロスした飛行機雲に 高崎山に沈む陽が いつもと違う顔を魅せた いずれも 何とも言いようもない 色と形 綺麗な落日 日曜日の ビアガーデンより

生命の季節

春、生命の季節 せっせと忙しそうに 虫たちは活動を始める ツツジの花には アゲハが似合う 大きな羽根を羽ばたかせ 最初の蜜を独り占め 紅葉の花って知ってた? よく見ないと気付かない こんな花にも小さな蜂が 忙しなく蜜を求めてる グミの葉にひょっこりと …

空の彼方に

天からの無言の誘い 『空の上においでよ』 光の筋が、僕を呼ぶ 何時しか白い雲のなか 幾千、幾万、幾億の時を越え 更なる先へとひたすら進む ふっ…と、気がつくと あれれ …あれは… 遥かに地球が見えてる なんて妄想をしてしまう そんな写真が撮れました

日本一の夕日

大分県が誇る仏の里 国東半島 その付け根にある豊後高田市真玉海岸 遥かに砂浜が続く 残念ながら今日は大潮の夕方のため 一部しか砂浜を観ることができない ここに夕日のスポットがある 今日も多くのカップルや 家族連れが訪れていた 6時過ぎに到着し約30分…

自然の不思議な造形美

毎日何気なく 見ているものを ゆっくり観ると 不思議が見える タンポポの綿毛 ホントは細い毛 幾本もの細い毛が 放射状に広がって 綿毛のように見えている タンポポの花は どうだろう? 雄蕊が花弁の間から 覗いているよ 面白い形をしているね ムッシュピエ…

レンゲ

レンゲの 花畑があったよ 一面にびっしりと 咲いていた 近くで見ると逆光で 透けて見える レンゲの花びら なにやら辺りで ブーンという音 幾つも幾つも聞こえてくる ミツバチだ たくさんのミツバチが 蜜を求めて飛び回る 宇佐平野の田んぼには 今なお、こん…

なんだろう?

流氷の海原に怪しく映る 眩い光。。。 ・・・なんだろう? 実はこれ雲の写真 逆さにすると不思議だね 空が海に見えてくる 爽やかな青空 白い雲 見方を変えると違って見える ついでにもう一つ マヤの遺跡 ピラミッド? 和製のそれとも言えるかな これは前方後…

海坊主 …ウミボウズ…

大入道が顔を出す エヘヘ お前を食べちゃうぞ そう言いそうな これは誰 海に居るけど 鯨じゃないよ ホントはまだね 陸の上 もうすぐ海に帰るんだ そしたらね 七つの海を ワガモノ顔で泳ぐんだ そうだよ 僕はタンカーさ まだまだ これから 化粧して… みんなの…

不思議な・・・光景

写真撮りました ひとつは 見辛いけど・・・ 中央にいる灰色のがそれ 餌をしきりに取ってました 最初はアゲハかと思うほど 華麗な舞を見せてたけど 飛び方が激しいから おかしいな?って思って… よく見たらコウモリだった びっくり!! もうひとつが月 今まで何度…

背・綺麗  …セキレイ(鶺鴒)…

軽い足取り ステップ踏んで ゼブラゾーンを 渡るキミ 白黒スーツに 身を包み 今日は誰と デートかな? オシリを可愛く 振りながら みんなの視線を 独り占め

山桜 …春弥生…

山肌を 淡く白くまた赤く 仄かに彩る山桜 暗く寂しい山々に 春の色どりを 明るく添える 当然のように現れる 薄桃色の山桜 やがて花びらを落とし 花弁と若葉の深い紅へと 色とりどりに変わりゆく 桜色のベールを纏った山肌に 影響された他の樹木たちも 我先に…

心の扉 …負のスパイラル…

信じられない …あなたを… 信じられない そのとき頑に 閉ざす心の扉 全てが嘘で… 全てが悪で… 全てが偽り… 憎悪は増幅し 周りの者をも 呑み込む感情 すべてを負の スパイラルに 引きずり込む 抜け出す為に 必要な手段は ただ…ひとつ 心の奥にある モヤモヤし…

少年 -君が可愛いから-

僕達はいくつに なっても少年の ままなんだよね だってねそれは 君が可愛いから いつも気になり 君が可愛いから ただ愛しくなる 君が可愛いから 胸がときめいて 君が可愛いから 悪戯したくなる 君が可愛いから 可愛すぎるから 僕はいつまでも 少年でいられる

東雲  …しののめ…

昇る陽が 朝を連れて来る まだ現れぬ来光は 柔らかに東雲から やがて大地を赤らめる 朱色に染まり昇る陽に 普段なきその様を見た 全ての力を出し尽くし 辺りを染める程に いきむようにも思わせる しゃにむに天を目指し その存在を示すため やがて輝きは増し …

【回想】 屋久島の記憶

今から17年ほど前、男三人で屋久島に行った 目的は勿論『屋久杉の中の最大の杉…縄文杉』である 2泊3日のムサ苦しい旅 YS11で鹿児島空港から島へ 一日目は島を一周し、千尋の滝などを見て、屋久杉ランドへ 二日目は登山 宿に用意してもらった弁当を持って早朝…