日暮れ時

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月の出を観ようと
夕方 近くの海岸へ

まだ明るい空に
真ん丸のお月様が
ゆっくりと昇ってゆく

しばらく月を眺め
ふと視線を西へ


一瞬 言葉を失う
なんという コントラスト


プルシアンブルーの空間に
淡いオレンジの帯が
黒い稜線を
クッキリ魅せて

稜線の下の 街の灯りは
まるでミルキーウェイ

こんな静かな
時の谷間


気がつかないでいる人が
どんなに多いことだろう


宝石のような時間を見つけた
そんな日暮時


やがて全てが
深いプルシアンブルーに染まり

大地は淡い
月の光に照らされる