くじゅう登山(2012-10-20)

早朝5時前に起床 着替えて女房と二人で 初のくじゅう登山を決行

コンビニで昼食用のおにぎりを買い 夜明け前の道路をひた走る
山頂付近では紅葉の見頃だという情報と 天気がよい今日は 最高の登山日和だ



イメージ 9


7時前に牧ノ戸の駐車場に到着 200台停められるというこの駐車場も ほぼ一杯

残り数台分しか空きが無かった 早めに出発して良かったとつくづく思った

 


イメージ 10


天気は良いはずなのだが 山頂付近にはガスがかかっていて 太陽が見えそうに無い

それでも天候は良くなると信じ 一路久住山方面に向かった


イメージ 11

登り始めてすぐに 紅葉が目に飛び込んできたが まだまだ疎らで ガスの漂う中先を急いだ

イメージ 12


足元にはリンドウの花があちらこちらに咲いていて 鮮やかな青紫の花が目にとまる

この先 頂上付近まで 沢山見ることができた


イメージ 13

紅葉は ガスで煙って その鮮やかさが失われていた

帰る頃には 晴れているだろうと 先を急いだ


イメージ 26


イメージ 14


途中でガスも晴れ 強い日差しが周囲を照らし始めた

朝露で湿った 岩や 木々や 草花が 光を反射して とても眩しい


イメージ 15


山の紅葉も鮮やかに見えるはずが 陰になって色が良く見えてくれない

帰る頃には 最高のロケーションが見れることを信じ とりあえずは登山登山w


イメージ 16


このコースは初心者にも優しいコースで 駐車場から20分くらい登った後は

比較的なだらかな登山道が続く だからあまり疲れを感じない
ごく一部ではあるが 舗装したのではと思うほど まっ平らな この道には驚かされる
登山道で ここまで綺麗な平面の道は 他にないのではと思うほどだ


イメージ 17


ススキの平原が 陽の光に照らされ 幻想的な情景を見せる


イメージ 18


遠くには 豊後富士の異名を持つ由布岳が 雲の隙間から顔を覗かせていた


イメージ 1

反対側には 寝観音のような 阿蘇の五岳が 遥か遠く 雲の下に沈んでいた


イメージ 19


そうこうしているうちに 久住山山頂に到着 駐車場から2時間ちょっとの時間で着く事ができた

出発が早い時間だったため 登山道が混雑する前で すいすいとここまでこれた


イメージ 2

ここから 大船山の方向に 中岳という峰がある その中岳の麓に御池がある
久住山からは御池が見えない とりあえずそこを目指して移動する


イメージ 3

御池は 水面が緑色の小さな火口湖で 遠目にはとても綺麗だが 近くでは濁って見える
空の青と 湖面の緑 岩の灰色と 少量の紅葉のハイライトが なんともいい色に仕上がっている


イメージ 20


ここ御池の周辺で この時期にしては とても珍しいものを見つけた 「霜柱」 だ


イメージ 7

ここから中岳の頂上へは 15分程度と さほど遠くない 中岳の頂上に あっという間に辿り着いた


イメージ 4

山頂からの眺めはとてもよく 御池と先にある久住山を見渡す とても綺麗な風景が広がっていた
ここに来るまで 休憩や早い昼食をとったりして 時間は10時半を過ぎていた


イメージ 21


道中に 奇岩があった 日光の加減だろうが なにやら獣の顔のようにも見える岩の塊
目 鼻 口が それらしく見えて面白い


イメージ 22

上から眺めると 太古の火山活動に名残か 溶岩ドームが冷え固まって朽ちた後の様にも見える


イメージ 23


帰り道はいたって快晴 山肌の紅葉が 見事に鮮やかさを披露していた
唯一つ難を言うなら 登山初心者であるため 無駄に歩いた事だろうか
緩やかであっても 下り坂は 膝や太腿 疲労を隠しきれない 


イメージ 5

下るに従って 山肌の広葉樹の数が増え その彩りは 疲労を忘れさせてくれる


イメージ 6

星生山近くの 岩肌を埋め尽くす 赤やオレンジのベールに 常緑樹の緑のアクセントが とてもよく映える
扇が鼻の上り口を すこし登ったところから見渡すと 特に良く見える


イメージ 8

沓掛山の周辺に降りてきた 駐車場から程近いこのあたりは 何の装備も無く来れる
ここでも紅葉はあるが 先ほどのような雄大さは無い
もしここまで来るのであるなら もうすこし足を延ばして欲しい


イメージ 25

駐車場に程近い展望台 遥か先に見えるのが三俣山 あの山肌もすごく綺麗な紅葉があるのだが
この距離から見ると 白けてしまい その鮮やかさがまるで感じ取れない
ほんの一時間でいい チョット足を踏み入れるだけで その景色はがらりと変わる


イメージ 24

駐車場近くの木陰に 岩の苔の上に落ちた数枚の落葉 もうすぐここも鮮やかなベールに覆われることだろう