今年最後にしようかな… 来月も登ろうかな？ ～くじゅう夜行登山～

２２日の日曜日　恒例となった　毎月の夜行登山　今回で５回目となった
大分市内を出た直後　フロントガラスを叩いていた雨も　此処まで来ると嘘のように
大きな月と　その光に負けないくらいの星たちが　出迎えてくれた

今回は　職場の同僚と　その御子息と　３名での登山となった
駐車場に着いたのが　午前３時　日の出までに３時間ある
ゆっくりと仕度をして　３時２０分に登山を開始した

真っ暗な登山道　今回も登山者が多く　途中　数回の休憩を入れながら
前後に数組の登山者がいる中を　ゆっくりと　中岳を目指して歩いた

御池に着く頃には　空の星も消え　青白い稜線が神秘的に見え　心を洗う
日の出まで３０分を切っていて　一気に頂上に向かった

中岳と天狗ヶ城の中間の　尾根筋に出たのが２０分前
しかし今にも日が昇りそうな空　先を急ぐことにした

先月は大船の上から昇った陽が　今日はこんなに右にずれている
今日の日の出は　ほぼ真東　来月からは南側にシフトしていく

北西の方向に　由布岳が頭を覗かせている　手前に見えるのは平治岳
峰々のシルエットが　とても綺麗で　その隙間を埋める雲も見事

午前６時を過ぎた頃　東の空　雲の上から　太陽が顔を覗かせた
地平からは　既に昇っていて　陽の光が既に力強い

頂上を照らす陽を浴びながら　記念の写真撮影　朝食のおにぎりも頂いて
暫し　この風景も堪能する　初めてこんな場所から日の出を見ると言う２人が
満足そうな顔をして　眺めている姿を見るのが　とても心地よく思えた

黄金色の光を放つ　この頃までの光の移り変わりが　とても心地よい
此処から見る風景が　水平線ならば　金色の道が　水面に現れていることだろう

久住山　扇が鼻　天狗ヶ城　星生山の　峰々も　陽の光を浴びて
とても清々しい　一日の始まり　この日は前月よりも温かく感じた

雲の湧き立つ様子を見ると　とても面白く　その変化の大きさは　とても興味深い

雲はいろんな形に変化しては　消えていく
雲の海に　イルカの様な雲が湧き出て　これもすぐに　消えていった