久しぶりの朝駆け

夕方から仮眠をとって 午前0時過ぎ目覚めた
寝ぼけまなこで荷物を確認 着替えして家を出る
 
今日の天気は晴れ 雲が広がるところもあるようだが
久しぶりの快晴が見込まれる 最高のコンディション
 
おむすび等を買い込んで牧ノ戸峠に着いたのが2時半
駐車場は既に半分以上が埋まっていた
 
これといって特に何があるといった季節ではない
それでも3連休の中日ということもあってか
駐車場はご覧の様 車で待機している人も少なくなかった
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外気温は12度 支度を整え 2時55分出発
日の出は5時55分頃 3時間の余裕がある
今回は 久しぶりに久住山に登るとしよう
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先に2人が山に入った様子 自分はこれからゆっくりと登る
時間はたっぷりとある 急ぐ必要はない
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遥か先に 幾つかの灯りが見える
後方にも幾つかの灯り 初めて朝駆けしたとき
前後にも灯りが見えなかったのに 今日は多い
 
幾人かに追い越されながら 5時10分に久住山に到着
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地平がほんのり明るくなっている 山頂は10度に満たない
風は強くないが 歩きを止めると身体が冷える
リュックからダウンをとりだし 重ね着をする
 
既に数人が登頂していた が此処は少ない
向かいの天狗が城や中岳には もっと多くの人影が見える
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10分もしないうちに 東の方は赤みを増していく
辺りも少し明るくなってきた 九重の街はまだ暗い
 
くじゅう別れの辺りには まだ多くの人が列をなして歩いていた
いつもなら まだあそこにすら来ていない
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写真では明るく見えるが 1分間の露光が故のこと
手元を見るにも まだヘッドライトが必要な暗さ
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日の出まで約10分前 遠くの由布岳がはっきりと見える
子の頃には もうヘッドライトの灯りは要らない
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天狗が城の頂 日の出を狙うカメラマンたち
今日は空気が澄んでいる 奇麗な朝日が見れそうだ
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それから僅かな時が過ぎ 輝く太陽が顔を覗かせた
実際にはもっと紅く もっと鈍い色
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日が高くなっていくと 周囲をオレンジ色に染めていく
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頂近くの岩場も 朝陽に照らされている
この時間帯だけにしか見ることができない景色
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雲も色づき 遠くの祖母山も その姿がよく見える
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今日のベストショット… かな?
朝日と… 雲海と 稜線と 写真を撮る人の影
 
如何でしょうか