涼を求めて 由布川峡谷 ~別府市椿~

昼近くなり 雨模様の空にも 青い空が覗き始めた
さっきまでの気温とは打って変わり 蒸し暑さは倍増
どこか近場で 涼しいところはないかと 思い巡らせ
由布川峡谷」 を思いつき 車を走らせた

由布川峡谷は 由布市狭間の「猿渡」入口が 崖崩れらしく通行止め
ネットで調べれば 事前に分かったのだろうが そうとも知らず
駐車場に車を止め 水にぬれても良いように 靴を履き換えた
準備万端! 勇んで下の橋まで行ったものの 其処で 立入禁止の標示
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仕方なく橋の上から 流れ落ちる滝を眺めるも 涼しさは感じられず
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下流側も覗いてみたが 涼を求めるには無理がある
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郊外や県外からの客も この橋まで下りてきては 戻って行く
駐車場には 観光バスも来てたけど その後どうしたのかな?


此処から少し上流に 別府側の 「椿」入口 があり
そこは通常通りに 川岸まで降りることができる

車でそこに移動し 峡谷に下りてみた
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階段の途中から見える 細い滝も 見通しが良くなっているのか 良く見える
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狭い川の僅かな岸辺には 数組の客がいて
カメラを構えたり 水に浸かって遊んだりしていた
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下に下り着くと 濡れずに済む場所は狭く さっさと奥の方に移動する
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此処から先は 靴が濡れなければ行くことができないところ
苔生した岩は滑りやすい 水の中を歩いた方が安全に進める
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足元はゴロゴロとした岩 その上を進むにはリスクが大きすぎる
大岩の先に出ると 女性の親子が先に進もうとしていた
子供は全身びしょ濡れ 母親は怖がりながらもその後を着いて行く
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難儀する女性を追い越す ひざ下まで濡れてでも 先に進むには
何処に足を置けばよいか 何処を歩けばよいかが 分からない様子
流れはあるものの 足を浚われる程でもなく 浅い部分を選び歩く

ずいぶん先まで来た 此処まで来たことはなかった気がする
この先はどうなっているのか 気になってもう少し先に行く
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流れはゆるやかで 前面に水を湛えた峡谷になっていた
水面に写り込んだ緑がとても奇麗 右から流れ込む滝も良い
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下流側を向くと 狭い谷間に 弱い陽が射しこんでいた
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先程の親子 御主人も合流して 峡谷の上流に向かって行った
見ると膝上まで浸かっていた その先もっと深くなっていたのか
男性は しばらく周囲を見まわしていたが そこで引き返してきた
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流れ落ちる滝の上の方 なだらかなスロープになっている
多くもなく 少なくもない量の水が スロープで幅が広くなる
そのお陰で 峡谷に落ちる水は 優しい白い糸のように注がれる
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この谷の地質によるものか 水の流れる様は面白い
岩肌を伝うように流れ それは曲線を描きながら落ちる
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上流側にあった 地位すぁな水たまり風の場所 何かが動いて見えた
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いるいる 10cm程のアブラハヤだろうか それともタカハヤ?
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人を恐れることなく 何匹も カメラの近くで泳いでいた
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少し濁っていたから 警戒感が薄らいでいたのかな?