大船山登山 今年の紅葉は 早いかな? ~くじゅう 大船山 2015~

2015年10月3日(土曜日)
紅葉の色づき具合を確認するために 大船山に登った

朝4時過ぎに家を出て 今水の駐車場に着いたのが5時過ぎ
登山口の駐車場には1台の車もなかった
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夜明け前に出発しようか迷ったが 不慣れな登山道でもあり
迷いそうな箇所もあるので 明るくなるのを待った
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5時50分 駐車場を離れ 林道を歩き 今水登山口を目指す
日の出寸前とは言え 木の生茂る林道は暗い ヘッドライトを点ける
砂利道の林道を 登山口まで歩くこと10分 登山口に到着
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ここから前セリまで約1時間 その先 頂上まで2時間は必要
写真を撮ったりするロスタイムを考え 駐車場から3時間半
午前9時20分頃に 大船山山頂に到着するという目標を立てた

登り始めて間もなく 朝陽が森に射し込んできた
その陽の光で 暗かった森が一変する
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茶色や緑であるはずの 木の幹や葉が オレンジ色に染まる
暗がりに射し込んだ光は 森の中を夜から朝に変えていく
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登り始めて間もなく 近くの木にキツツキらしい 二羽がやってきた

足を止め 見てみるが 遠いし暗くて分かり辛い
ズームの利くカメラを取り出し 幾枚か撮っておいた

個体の目視はできなかったが 家に帰って拡大して見ると
後頭部の赤い帽子と お腹の縞模様 羽は緑っぽい
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アオゲラ」のようだ 目視できなくて残念だったが 撮れたのはラッキー
ホッペにも赤い色が見える お腹の模様から「ヤマゲラ」ではない
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途中で見掛けた可愛くて 奇麗な実をつけた 野草 「ユキザサ」
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いつもこの標識を見ては 顔がほころぶ 確かにそうだと思う言葉
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6時50分 植林されたスギ林に入ると 前セリは間近
岳麓寺分岐を過ぎたのが ちょうど7時だった

前セリに着くと 腰のまわりが重かったので
エストバックを外しリュックに入れ 再出発
ここからは急坂でキツイといわれる 東尾根を登っていく
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前セリから40分登ったところ 溝の様な登山道で
周囲が藪で覆われた場所に 数輪のミヤマキリシマ
この季節に ミヤマキリシマを見ようとは思わなかった
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足元を見ながら歩いていると 青い羽根が落ちていた
カケスの飾り羽だ 前にも一度 佐伯の元越山で見掛けた
今度はその時以上に 色合いが整った羽だ とても奇麗だ
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標高が 黒岳の高塚山と同じくらいになった頃
山の色どりに変化が現れ 紅葉した木が増えてきた
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高塚山を見下ろすようになると その向こうに由布岳鶴見岳
とても近くに見える 先月は向こうからこっちを眺めていた

手前に見える高塚山の山頂 紅葉はもう少し先のようだ
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最後の急坂を登りつめたところにある大岩
木々は 良い色になりかけていた 見頃はもう少し先のようだ
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御池の周囲にある大岩の裏側 此処も似たような状況
あと1週間くらい 朝の冷え込みが続けば もっと奇麗になるだろう
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御池の脇までやってきた 大戦の山頂には人の姿はない
御池の畔まで 一旦下りてみることとしよう
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御池の畔に下りたのが ちょうど9時だった

周囲の紅葉は 一番進んでいるものの もう少しのようで
来週の連休には ちょうど見ごろを迎えそうだ

朝の日差しが強すぎて 右の大岩付近は陰になってしまっていた
いっそ太陽が 雲に隠れてしまえば鮮やかに見えるだろうが
残念ながら 今日の天気では それは望めそうにない
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御池の畔から離れ 山頂に向かいつつ 途中から見降ろす
山頂付近のドウダンツツジが 赤く染まっていたので
それをフレームに入れながら 御池と重ねてみた
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北の方向の斜面にも 紅葉は広がりつつあった
遠くの青く見える稜線の波と 紅く染まりつつある山肌
この景色を見ながら 大船山の山頂に向かった
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結局 山頂に到着したのは 9時15分をまわっていた
さっきまで誰も居なかった山頂に 先客がいた
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その人は 山口県から来たという
昨日の仕事が終わって 長者原に着いたのが午前0時
午前6時に起きて 雨ヶ池を越えてやってきたという

通常であれば4時間は掛る距離を 3時間で到着している
その人が言うには 「トレーニングを兼ねている」 とのこと

色々と話をしていると もう一人登ってきた
今度は福岡の人のようで 今水から登ってきたとのこと
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ペンションに泊まり 6時に朝食を摂って 7時半頃から登り始め
頂上まで2時間で登ってきたとのこと どちらもアスリートだ…

福岡の人は この後黒岳を登って帰るという 参りました

今日はとても山が近い 阿蘇山もご覧のとおり
噴煙も白く 火山活動は活発でなさそうだ
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カメラの望遠で 他の山の様子を見てみた
くじゅう中岳には あまり人の姿が見えない
天狗ヶ城も 同じような状況だった
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段原や お鉢を巡る 登山道の方向
この斜面も もう少しすれば真っ赤に染まる
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10時を過ぎると どんどん人が増えてきた
山頂には結局2時間ほど 11時頃まで居た 
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さてと そろそろ下山しなくては…

この続きは また後ほど