大船山の紅葉と 季節外れのミヤマキリシマ ~くじゅう 大船山 2015~

11時まで山頂に居ても まだ居足りなく感じながらも
いつまでも此処に居る訳にもいかず
もう一度景色を写真に収め リュックを背負った
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さて これからどのルートにしよう 東尾根を戻るのは芸が無さすぎる
北大船から 大戸越に下り 奥セリ経由で下ってみたかったが
体力的な不安もあり 大猿の様な大岩を見ながら入山公墓方向から
ガラン台の コンクリート舗装された牧野道を 下ることにした

改めて御池を眺めてみると 太陽の位置が移動したせいか
池の周囲の紅葉の見え方が 変わってきた気がした
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ちょうど山頂から下ろうとしていた 今水から登ってきたという
博多弁の男性と一緒に 再び御池の畔に下りた

やはり 光の加減で その様子が異なっていた
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紅葉の進んだ所では 緑との色合いが 絶妙なバランス
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水面近くにカメラを置くと 水面の波も目立たずに
奇麗な湖面に見えるから不思議だ もう少し紅葉が進めば
湖面に映る木々の色で 最高の景色となることだろう
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一週間後には もっと赤くなり 二週間後には 真っ赤な葉だけ残るだろう
来れるものなら 来週も 再来週も ここの様子を見たいものだ
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博多弁の男性と暫く話をし 11時30分頃に別れた

登山道に戻り 大船山山頂を見上げると
新たな人達が 頂上に沢山居た
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御池周囲の大岩を いろんな角度から眺めてみたい
そんな衝動から 横方向と 裏側を覗いてみた
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登山道から良く見えない岩 まして近付くこともできない岩
遠くから その姿を写し撮ってみた
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300m程下ると 大猿のような大岩がある
とても迫力のある岩だ その岩の裏側まで下りてきた
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岩を巻くようにして下ると その姿が見えて来る
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岩というものは 見る角度でその表情が変わって見えるものだが
この大岩だけは 表情を持った大猿にしか見えない

もう少しすれば もっと紅葉が進み 色どりの衣装に変わるだろう
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下る途中にも 色づいた葉が 幾つも見られた
紅葉した葉を見上げると 透過光が鮮やかさを増すイメージ 15








鳥居窪に着いた ここは平らに開けた場所
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ススキなどの草原になっていて 地面には
青紫の奇麗な「リンドウ」がたくさん咲いていた
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そして「ヤマラッキョウ」 この花もたくさん咲いていた

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板切登山口との分岐に新たな標識ができていたイメージ 20イメージ 21
そこから少し下ったところに 一株だけ
満開とはいかないが 季節外れのミヤマキリシマと出会う
朝見た数とは全く違い ここまで咲くか…と笑ってしまった
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底から少し下ると マツムシソウも咲いていた
薄紫色をした優しい感じの花だイメージ 22イメージ 23




ゆったり散策しながらの下山
ガラン台の牧野道に出たのは
下り始めて ちょうど2時間経っていた
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牧野道の通ったことのない範囲を歩き 今水の登山口を目指す
進行方向正面には 黒岳が聳え立っている
さっきまで あの山より高い所に居たと思うと 妙な感じだ
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途中 アザミの花に アサギマダラがとまっていた
アサギマダラは夏の間 くじゅう連山の何処にでも居る
渡りをせずに 居ついているのだろうかイメージ 27

牧野道に出てから終点まで行き その先の登山道に取りつくと
終点部分から数分で 今水-風穴ルートに合流する
牧野道から約30分 距離もあるせいか意外と時間が掛ったイメージ 26

そのまま下ると 朝は気付かなかったが
サラシナショウマ」の花が たくさん咲いていた
シライトソウにも似た 繊細な感じの花だイメージ 29

真っ直ぐ下り 林道に出たのが25分後
其処から5分で駐車場に戻ったイメージ 28

意外とこちらからも たくさんの人が登っているようだ
来週はもっと多いはず 天気に恵まれれば また来ようイメージ 30