来年の干支 サルを見に ~大分市高崎山~

12月19日土曜日 本当は雪の積もる久住山に登りたかったが
昼間に用事があって断念 昼過ぎに暇な時間ができたので
高崎山にでも行ってみようと思い立った さて 交通手段はどうしよう?

歩きや自転車という選択もあったが チョット遠いので車を選択
バイクだと無料だが 車で行くと駐車場料金が410円発生する
小さな子どもや足腰の弱い人が居るならともかく 歩くのは苦にならない

セコイようだが 1km程離れた場所に田の浦ビーチに車を止めた
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15時を回っていたためか 寒風のためか 駐車場は比較的空いていた
車上狙い注意の看板がある 貴重品は車に置かないようにしよう

さて ここから歩道を歩いて 先ずは「うみたまご」を目指す
歩道は広く 自転車と歩行者の供用になっている 歩道を歩く人は数人
途中 競技用の車いすでトレーニングする人ともすれ違う
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10分程歩くと「うみたまご」の歩道橋に辿り着く そこを渡ると高崎山
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15時20分頃 日豊線の高架をぬけると すぐにチケット売り場がある
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手前の看板の所で何やらロケを行っているようだが そのまま先に進む
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入園料は大人(高校生以上)510円 割引券を持っていれば100円引きになる
ちなみに小中学生が250円で 割引後は200円になる 幼稚園以下は無料
さるっこレールは往復100円で乗れるので 足腰に自信が無くても大丈夫
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ただ 猿の寄せ場はそんなに遠くないので 徒歩でも大丈夫
まだ紅葉も残っていて 紅葉の葉も緑と黄色がとても奇麗だ
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少し登ると 石段に猿がいた 親子かな? 寒くて身を寄せ合っていた
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こちらは子猿 2年目くらいの猿だろうか 顔が肌色で奇麗
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時折じゃれあって遊んでいる 見ていると取っ組み合いも結構激しい
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子猿は可愛い 毛並みも奇麗で 表情もあどけない
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こちらは岩の上に居る親子? 兄弟かな? 仲良く並んで座っている
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この猿たちは親子のようで 2年目の子猿がオッパイをねだっている
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広場まで上がってくると 沢山の猿と観光客が居る
ちょうど小麦の餌を撒く時間のようで 係の女性がバケツを持ち
猿の群れの中で 麦を撒いていた 猿たちは器用に餌を拾う
中央の子猿は今年生まれたお猿さんらしい 他と比べとても小さい
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この時はB群が餌場に下りていた 総勢700頭いるらしい
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これは2年目の子猿 顔が幼いが その仕草は何処か滑稽にみえる
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一番右の猿がナンバー3?だったと思うが その猿の元に
7番目(左)と 順位も分からない下位の猿(中央)がゴマスリに来た
両者はナンバー3の周囲で声を荒げていたが 中央に居たのは
直ぐに何処かに逃げて行った 7番目は暫くそこに残っていた
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二匹は 寄り添っているようだが いつでも逃げれる体勢の7番目
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係の人が 「順位の高いものが餌を取り 低いものは手を出さない」と
両者の前にピーナッツを置こうとしたが 7番目は餌を置く前に立ち去った
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屋根の上では毛づくろいをしていた 端っこなので落ちそうだ
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子猿が葉っぱを食べていた この季節 山には食料が無い
栄養の少ない葉っぱでも 少しは腹の足しになるのだろうか
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何を見つめ何を考えているのだろう あどけない眼差しが可愛い
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女性の係員 説明を聞いていると 猿の生態が分かって楽しい
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16時 1日に1度の芋撒きタイム リヤカーを牽く「芋兄ちゃん」
猿は彼のことを良く認識していて 独りで歩いていても周囲に集まる
芋撒きの直前 多くの猿たちの視線は「芋兄ちゃん」に釘付けになる
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芋の争奪戦 口に咥え 両手で抱きかかえる猿も居れば
ひとつも取れない猿もいる この時ばかりは老若男女入乱れる
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手に取ったからといって安心できない 上下関係の厳しい
猿の世界には 横取りというルールも存在する 周囲に
注意を払いながら できるだけ早く 口に入れていた
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後ろでテレビのロケが行われていた 民放の番組のようだ
Wエンジンの えとう窓口さんだ そう言えば入口で見掛けたのも
えとうさんだったような… OABの「れじゃぐる」のロケかな?
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この日はもうひとつ NHK福岡の取材も入っていたようで
女性が独りでカメラとマイクを持って インタビューをしていた
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離れた場所で芋を食べているお猿さんがいた 何処か哀愁を感じる
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食べ終わると 何処か遠くを見つめていた
何を思い 何を感じ取っていたのだろう
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今年生まれた子猿さん達 地面に何か落ちていないかと探していた
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その表情 お腹が減っているのかと思うと 可哀そうでもある
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芋を撒いて20分後 この日最後の麦撒きタイム
石の上に置いた麦を 位の高い雄が手で集めては
口元に押し込んでいた 他の者は一粒づつ拾う
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小さいながらも 精一杯生きている その姿が印象的だ
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自分で自分のことを済ます 猿の世界は 人の世界よりも厳しい
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1年目の子猿 小さいなりに頬袋を大きくしている とてもたくましい
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16時半を回った 日の暮れるのは早い そろそろ帰るとしよう
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階段を下った広場に 初代ボス猿のジュピター像がある
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この辺りの紅葉はこんな感じで 意外にも まだまだ見ごろかも
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こちらは ベンツの像 2つの群れでボス猿となった猿の中のレジェンド
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高崎山の車 「たかもん」と「たかもも」のキャラクターが可愛い
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たかもん に見送られて高崎山をあとにした
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