明け方の蓮の花は 昼間見る花とは違う そういう話を聞いて 夜明け前に家を出て
臼杵の 石仏公園まで行ってみました 早朝にもかかわらず 既にたくさんの人が居て
カメラに 蓮の花を収めていました 自分もそこに行き 邪魔にならないように撮影しました
昼間の蓮は 花びらも白っぽく 雌しべの部分も緑色で 花の形も 疲れた感じになってましたが
この時に見た蓮の花は 今まで見たものとは 全くの別物で 驚きました
蓮の花って これほどまでに 可憐で 優雅で 色彩美に富んでいようとは…
順光の花びらを見ても 逆光の透過した花びらを見ても それぞれに綺麗な発色で
明け方の靄と 朝の柔らかな日差しが お釈迦様の花であることを 強く印象づけてくれました
花には ミツバチや マルハナバチが こぞって蜜を求めて花に潜り 黄色に染まっています
種だけになった蓮に 赤とんぼがとまっていました まだ体が起きていないのか
羽が夜露で濡れているのか 近づいても逃げようとしません こんなに寄って 写せました
アマガエルの子供が 蓮の葉に乗り休んでいます このカエルは驚いて逃げようとしていました
蓮の畑は 田んぼ３枚ほどで そんなに広くはないのですが 密集していて見応えはあります
地上から蒸発した水分が 辺りを優しく包みます 昨日の雨のお陰で 幻想的になっていました
これから開こうとしている蕾の色の濃さに驚きます 朝方のひととき ゆったりと蓮を堪能しました
