内成の稲穂と彼岸花 日本棚田100選のひとつ ~別府市内成~

山間の道路をドライブしていて 不思議な色合いの光景が目にとまる
民家の脇のたぶん柿の木だろうか その下が赤く染まっていた
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なんだろうと カメラの望遠で写してみると 一面の彼岸花
斜面一面に 凄い数の株が植えられているようだ
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彼岸花かぁ 田んぼの緑と 彼岸花の赤って 絵になるなぁ

そうだ ここから遠くない内成の棚田にでも行ってみよう
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下の方は あまり多くの彼岸花は咲いていなかったが
見上げると 上の方には幾分かの群生が見えた

登ってみよう 登ると言っても車での話し
狭い道だが これでもバス路線 その道を登り
路幅が広くなっている場所に車を止めて 散策を始める
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太郎丸のバス停 こんな処にもバスが通るんだ
この道はそんなに広くない すれ違うこともできない場所が
沢山あるのに 生活の足と 観光に一役買っているようだ
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内成棚田の碑 石碑があるのは気づいていたが
これが 棚田の石碑とは知らなかった
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農水大臣の 日本棚田百選認定書 まであった
100選と言うことは 各都道府県に平均2つということになるが
実際には 117市町村 134か所 あるらしい
大分県にも 6市町村で認定を受けている
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狭く 坂を利用した棚田は 農家にとって 大変な苦労があるだろう
されど この湾曲した棚田だからこそ 人を引き付ける魅力がある
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此処に何度か来ているが バスと遭遇したのは初めてだ
ここはまだ路幅が広い 小型とはいえバスは大きい
路肩に止めた車を避けて 路線を走りぬけて行った
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まだ青々した稲と 真っ赤に染まった彼岸花
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一枚一枚が小さくても 奇麗に植え付けている
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こうして見ると 奇麗に棚田が保存されているようだが
休耕田も少なくない そこは雑草に覆われていた
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上の方まで棚田で埋め尽くされている
上から見ると直線に見える田んぼの畦も
横から見ると 結構湾曲している
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段差も1m~2m 急坂で草刈りをしていたが 大変そうだ
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コスモスが咲いていた 9月だから当然と言えば当然のこと
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様々な形の田んぼが 重なり合って美しい
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日暮れ間近に迫ってきた 暗くならないうちに家路に着こう
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見る場所によって 景色が変わって面白い
次はゆっくり歩いて 棚田を散策してみたいと思う