3週連続の由布岳登山 その② ~シルバーウィークに登る~

前回の続きですイメージ 1

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由布岳の山頂で 毎週登山者が増えている
カップルや夫婦 家族連れにいろんなグループ
中にはトレイルランを楽しむ人もいるが とても真似できない

山頂では それぞれが思い思いに楽しく過ごしている
怪我さえしなければ 登山はとても楽しいもの
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6時50分 東峰をあとにし マタエの方向に下りはじめる
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途中から見上げた東峰 人影が見え 岩の大きさを感じる
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下る途中 マタエの方と西峰の登山道を眺めていた
このまま帰るのも勿体ない 西峰に登ってみよう
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西峰へは 赤で示すルートを通ることになる
急な岸壁の鎖場もある 高所恐怖症には嫌なコース
そっちに行ってみようかと 少し悩みつつ下っていた
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マタエに着いてみて あの岩の壁を登ってみたくなった
今日は 東西の峰を登ったという 日にすることにした

最初の鎖場 急ではあるが比較的なだらかで
岩の凹凸もあって 手や足を掛けやすく 登り易い
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程なく 大きな岩壁に着く 東峰で一緒だった人が下っていた
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この壁面を 鎖を頼りに向こうに進む 高さに恐怖もありはするが
その先に くじゅう連山が奇麗に見えて 爽快で気分が良い
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東峰を見上げると 太陽が峰から顔を覗かせていた
「ダイヤモンド由布」 である 此処をこの時間に登らなければ
見れなかった光景に感謝 岩肌に張り付きながら先に進む
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マタエから18分で頂上に到着 途中撮影をしながらなので
そんなものだろう 真っ直ぐ登っていれば 15分程で到着しそうだ
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西の方向に 雲仙普賢岳が見える 久住山からは時々見てたけど
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直線距離で115km 皇居から富士山の距離よりも遠い距離
そんな遠距離にありながらも こんなに良く見えることに驚いた

ちなみに 普賢岳久住山と 富士山―都庁が ほぼ同じ距離
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東の空 右に東峰 左に鶴見岳 別府湾は雲海に覆われている
何処かに石鎚山が頭を覗かせているはずだが 確認できなかった
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西峰で出会った青年 小さなリュック トレイルランのようだ
独りで写真を撮ってたので 写真を撮ってあげたら喜んでくれた

その後下山して だいぶ下った時に 後方から彼が掛け下って行った
追い越しざまに 振り返り 写真ありがとうございました と言われた時は
なんだか心がほっこりした こういうのも登山の楽しみだと思う
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西峰からマタエに戻る 途中数人の人とすれ違う
楽しそうに登る人 怖々と登る人 登ろうとするが引き返す人
いろんな人がいる 自分は東峰よりも西峰の方が 登り易く思えた
恐怖感は別として 足元がしっかりしている分 西峰は歩きやすい
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ただ こんな急勾配を 岩場を背にして下ると
リュックがつかえて 前に押し出されそうになる
登った時と同じように 岩に向かって三点支持で降りる
自分の身を守るためには 絶対に欠かしてはいけない手段
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上の写真 下から見るとこんな感じになる
人がいると その状況が分かりやすい
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こうして見ると急だと分かる 慣れると癖になる登山道だ
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腰が引けながらも 登っていく登山者たちイメージ 21

マタエまで降りて来ると 途中ですれ違った人が西峰を下っていた
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マタエから 登山口を目指して下る
見てのように 玉石が多く転びやすい
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暫くして 途中で見かけた マメ科の様な青い奇麗な花
他にもあったのかもしれないが 数株が同じ場所に咲いていた
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帰って調べるまでもなく この花の名前が分かった
と言うのも 下る途中で出会ったご年配の男性に
トリカブト青い花 咲いてなかった?」 と聞かれたのが端緒
写真を見せたら この花だと 教えてくれた
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下山したのが9時35分 ゆっくり歩いた山旅だった
今回もいろんな人と出会え 話せて楽しい登山だった

次に登るときは お鉢巡りに挑戦してみようと思う