数年前に見に来たことがあったが その頃とはまた違って見えた
暗がり一面に 竹を切った灯篭が並べられ
幻想的な景色が浮き上がる
遠近感が狂ってしまいそうな光のオブジェ
盛り上がって見える部分は 階段に置かれた灯り
武家屋敷の白壁沿いの灯りが 個人的にはお気に入り
水面に映る街灯の光が波紋に映り 時の流れを感じる
無造作に置かれた灯りは 温かくもあり 物悲しくもある
揺らぎのある灯りが 白壁に揺れ映る
階段に置かれた無数の灯り 点に昇る龍の鱗のよう
広瀬神社の鳥居越しは 特に見応えがある
わざとうねらせて配置した 灯りの演出がにくい
漫然と並べるのではなく 配置に強弱があると
平面的な広がりは 立体的な奥行きを感じさせるから面白い
当たり前に写したこの写真 実は先に写した写真が次のもの
シャッターを開いたまま三脚を動かしてしまい 面白い効果を得た
面白ついでにこの景色も ズームのリングを動かして
遊んでみた 全く違った景色になってこれはこれで面白い
県内3ヵ所で繰り広げられた竹の灯篭のイベントも これが最後
来年は日田の「千年灯り」にでも行ってみようかな