2009-01-01から1年間の記事一覧

オレンジの時

陽が暮れかかる時が好き 白い雲を紅く染め 灰色の雲はアクセントになる 変化し続ける雲たちに 輝く夕陽が贈るメッセージ 象形文字のような 無声映画のような 不思議と心に染みてくる その向こうが見たくなる 心を誘うオレンジの時

もう一度 ベニシジミ

今日は日差しが強く、風も心なし強かった ヒメジョオン、ハルジオンが咲く河原の土手に そこに一匹のベニシジミが居た 周囲を見回しても他に居ない 風に飛ばされぬよう必死に摑まり蜜を吸っていた 数分間、僕とその蝶は同じ景色を眺めていた レンズの数セン…

ランタナの花が咲いた

さまざまに綺麗を それぞれに発色した ランタナの花 桃色 橙 黄 白 バリエーションの多い とても綺麗な花の玉 マルハナバチが寄って来て 小さな花を覗き込む 細いストロー差し込んで 甘い蜜を独り占め

蝶と蝶と。。。

ベニシジミがハルジオンの花にとまってた 黄色に白い花びらのハルジオン 甘い香りがあたりに広がり ベニシジミは我を忘れて蜜を吸う こんなに近づいても気にしない しばらく蜜を吸っては違う花へ飛んでゆく モンシロチョウもまた同じ 人を警戒するものの い…

紫陽花

アジサイの 花が咲いてる 鮮やかな藍 澄みきった白 桃色やや水色の 淡い色の花も みんな綺麗に 咲き誇っていた

ハグロトンボ

ひらひらと 舞うように飛ぶ ハグロトンボ 河辺の藪の蔭に 眩しい陽射しを避け 休んでた 近くに行くと逃げて行く 暫くジッとしていると 向こうから寄って来た 草の葉にとまり 羽をゆっくり広げては サッと閉じてはまた開く なんて優雅な姿だろう カワトンボの…

suzume

巣立ったばかりの すずめの子 口元がまだ黄色く 顔つきも幼い 飛ぼうか飛ぶまいか 決心がつかないのか 親鳥を探していた 少し飛んではまた休む これを繰り返しながら 一人前になるんだね

今日の夕陽

とても紅い 夕陽が沈む いつもの空に いつもは観れない 夕陽が沈む 眩しくないその陽は 無念にも この日で 終えてしまった命の その灯を吸い尽くし 魂の色を魅せながら 彼らを向こうの世界へと 連れ去って逝く ・・・・・・・・・・・ 休日に突然、仕事が入っ…

落し文

長い首の先に ちょこんと頭をつけている 葉を切る虫の オトシブミ って知っている? 葉っぱに卵を産んで その葉を巻く そしてその葉を 切り落とすんだ 巻いた葉っぱの姿が 巻き手紙のよう 巻かれた葉っぱは 赤ちゃんのゆりかご 孵化した赤ん坊の ベッドと食…

空が笑った

青空の広いキャンバスに 薄く白い雲で 神様がお絵かき 何を描こうか 迷ってた 筆を走らせ あちこちにアクセント 神が ひとつの絵を描いた時 僕の目の前で 空が 笑った

小倉駅

今日は朝から研修会 小倉まで電車で行きました 久しぶりの小倉 あの頃とは違う風景 まだモノレールが 駅まで届いていなかった そんな昔のことたっだ 息子が好きだった新幹線 よく見に来てたこの駅に そんな息子が幼稚園にもならぬ頃 将来500系の運転手に な…

あの公園でランチ

以前行った 大分農業文化公園 雨上がりの公園は 静まりかえり 周囲には 誰一人として居ない ただ鳥の さえずりだけが響き渡っていた そんな公園で ただ一人 弁当広げて ランチタイム ウグイスやホオジロ達の 声をオカズに弁当を頂く 独り占めするには もった…

ミズキ

ハナミズキ 以前、一月以上前 ここに載せたことがあった あの時よりも もっと奇麗に たくさん咲いていた 街路樹として 歩道に沿って たくさん並んでた あまりに奇麗だったので 写真に撮ってみました いかがですか 花びらに見える白い「ガク」 まるでお洒落な…

参道にて。。。

小さな社の 参道に 苔生す 二対の仁王像 古の時が 刻まれた その身体や 表情に 我が此れまでの 所業をぞ 観られた様に ただ想え 我 省みる 仁王像の その前で

河川敷

春、最後の休日に 河原を散歩した ランニングをする人 犬を散歩させる人 虫とりをする親子 男の子が母親に あっち、こっちと指示してる 若い母親は蝶々を追いかけ 網を振る やっと捕まえた モンシロチョウ 子供は喜び駆けて行く 河川敷の辺りには 何気ない景…

雲に透かして

夕方の空 西の空 仄かに紅く 染まる空 雲は陽を包み その輝きを塞ぐ 妨げにもめげず 自らの存在を 誇張する落日 やがて沈む陽に 雲は呑み込まれ 紅に染まる やがて訪れる闇が 神の偶像をも 包み込もうとしていた

奇麗な光源

最近は キャンドルサービス じゃないんだ なんていうんだろう ケミカルグラスライト とでもいうのかな とても明るく綺麗な色を 放っていた 様々な色 素敵な演出

五月の花嫁

義理の弟の結婚式 チャペルでの結婚式 初めての経験 神事しか経験のない 自分にとって 新鮮な感覚だった クルスの前で 永久の愛を 誓い合う二人 素敵な二人の前途に 希望と言う未来の道が 果てしなく続いていた

カラスの子

烏 なぜ啼くの 烏は山に 可愛七つの 子があるからよ 可愛 可愛と 烏は啼くの 可愛 可愛と 啼くんだよ 山の古巣に 行つて見て御覧 丸い眼をした いい子だよ。 野口雨情の有名な童謡 『七つの子』である 野鳥が見せる 子を思う親の愛の詩 カラスは通常2~5個の…

ヒロヘリアオイラガ

何のコトじゃ? って感じの文字の羅列 この虫の名前なんです 実はガの仲間 とは言っても ご覧のとおり とてもガには見えません フサフサの髪に マッチョな腕に 羽根の形もどう見ても 普通のガとは違うよね 一生懸命!抱きついて 葉っぱがくるりと丸くなる そ…

太陽の色を集めし

小さな庭に 百合の花が咲いた 太陽の色を集めた 百合の花が咲いた 一株だけどまっすぐに 伸びた茎のその先に 大きく奇麗なオレンジの 百合の花が咲いた

街で見かけた 君は…

いつも気まぐれ わが道を行く 日頃は警戒 してるけど 興味を持てば 寄って来る 可愛いしぐさや 表情が好き 間抜けなことも たまにある もっと楽しく させておくれ 街で見かけた 君は…ネコ

巨神

今日の午後 いつもの場所 朝まであった雲が ウソのようになく 夕陽もただの丸い陽 と想いながらもシャッターを押す 少し変わった雲があることに 気付きつつ・・・ 後で見てビックリ そこには 沈む陽をまたぐ 巨神が・・・現れた 巨神は陽の熱さで 蒸気と化そう…

Myデスクへのお客さん

机の上の書類の上に ちょこんとARIRI?お客さん 蟻そっくりのオチビさん 仲間はどこにも居やしない よく見りゃ動きも素早くて… 「只者ではないな!御主」 心の中でつぶやくと 『バレちゃ仕方ねえ』 と言ったか言わぬその瞬間 シュッ!っと跳んで行っちゃった…

夕焼けキャンバス

いつもの場所からの夕日 昨日の夕日 事務室から外を見る 窓の外は雲もなく まぶしい太陽が沈みかけていた コントラストが強く 上層の雲に気付かなかった ベランダに出て 天を仰いで瞬間 ・・・・・・! 声が出なかった 空一面に 青いだけと思っていた 空一面…

オオゴマダラ

花昆虫館を覗いて見た オオゴマダラが飛び交う温室 黄金色の蛹になる蝶 オオゴマダラ さすがに自然とは違い すぐには逃げない カメラを目の前に持って行き ハイ チーズ! 蝶の顔って・・・ アップで見るとまるで 石の森章太郎の 漫画のキャラクターのよう イナ…

昨日の昼

天気もいいし 外仕事だったので 農業文化公園の園内で 弁当を広げました 平日だけど 家族連れやカップルが 意外と多く居た 同じように弁当を広げ 食べている人も居た 深緑が鮮やかで 鳥のさえずりが聞こえ 花々が咲き 園内も奇麗に 管理されていた 昔は入園…

ギョエ~ィ -魚影-

最近釣りはご無沙汰している 親父の法要のため帰省して 懐かしい海岸線や漁港を散歩する機会が増えた 漁港の岸壁を歩きながら 海面を覗き込む 小鯵の群れがスゴイ 何千匹もの群れとなり 静かに泳いでいた 他にもイワシやメジナ小鯛が 船やいかだの下に相当な…

一筆啓上仕候

いっぴつけいじょう つかまつりそうろう こんな鳴き声に聞こえる ホオジロ 日本全国で見られる 身近な小鳥 木樹の 高いところにとまっては 僕は此処だよ 歌声聞いてよと とても綺麗な声で さえずっていた

シャボンの地球

雨上がり休の日 子供が庭で シャボン玉を とばしてた 儚く消える シャボン玉 梅の葉に触れ 割れずに残る 半球形の シャボン玉 あおい地球が そこにあった