いきなり くじゅう登山2 ~未踏の2つの峰へ~

その日の その峰の 一番乗りというのは 気持ちのいいもので
中岳を下り時に 他の人と合うことはありません
イメージ 22
それでも くじゅう分岐の近くで 今日はじめて 人を見掛けた
イメージ 1
6時過ぎのこと この人も カメラを持って 写真を撮っているようで
たぶん 同じような行動をしていたのでしょう 久住山にでも登っていたかな?イメージ 12
足取りは下山していたようですが 結局会うことは無く 遠目に見ただけでした
イメージ 2
避難小屋を過ぎた所で朝飯をいただき 帰路につきましたが
途中 右手に星生山という山があります 登山道から分岐して
そう遠くないので 登ってみることにしました
イメージ 25
この奥に見えるのが 星生山です ここからはそう遠くに見えません
イメージ 26
分岐から 登山道に入って行くと しばらくはなだらかな道が続きます
イメージ 27
眼科には湿原が広がり 雄大な景色が見られます
この峰の向こうには 九重の町が見えるはず そう思い峰を目指します
イメージ 28
斜面がきつくなってきた所で 風もきつくなりかけました
それでも峰はすぐそこ せめて山頂には行ってみたい
イメージ 29
一歩一歩先に進み ようやく稜線に立った時には すごい風
それでも もう少し先にある 山頂を目指して進みました
イメージ 30
この先のある山頂 横殴りの風で 足が取られそうで…
何度か転びそうになりましたが もうちょっと もうちょっとと
自分に 言い聞かせて 何とか辿り着きました
イメージ 3
吹き飛ばされそうになりながらも なんとか写真に収めました
町の方を覗こうなんて 思えないほどの強い風でした
このまま ここを引き返します
イメージ 4
さっき歩いてきた道が どこから登ったのか分からなくなりました
山を 舐めてかかった自分が 山の洗礼を受けているようでした
危うく違うところに入り込みそうになりましたが なんとか元の道を探せました
イメージ 5
さっきまで晴れていたのに 山頂が ガスで暗くなっています
山というのは 怖いところです 一時として同じ空間でない
今回 つくづく思い知らられました
イメージ 6
苦あれば楽あり 同じ道を通ったのに 上りで気が付きませんでした
一株だけ ミヤマキリシマが咲いていました 可愛らしいピンクの花です
イメージ 7
その近くには シャクナゲが… これだけでしたが 今日初めて目にした花でした
イメージ 8
下に降り着くと 風も凪いで さっきの頂上が嘘のようです
イメージ 9
頂上も ご覧のとおり はっきりと見えます おかしなこともあるものです
イメージ 10
また下っていくのですが もう一つの峰に寄ってみたいと思います
扇ヶ鼻という場所が この先の左手にあります
下から見上げると 大きな大地のように見える場所ですが
どうせここに来たのだから そこにも行ってみることにしました
イメージ 11
この先が扇ヶ鼻です 標高差もけっこうありますが 距離があります
足が疲れてきているので ゆっくりと登ります この時点で7時30分くらいです
イメージ 13
ヤマキリシマの木がぎっしりと植わっています 2~3週間もすれば
ピンクの絨毯で 埋め尽くされることでしょう その頃来てみたいです
イメージ 14
山頂間近 この辺りはなだらかで とても歩きやすいところです
イメージ 15
扇ヶ鼻山頂 なだらかで広い頂上は 親子連れでもゆっくり出来そうです
イメージ 16
頂上にある岩 風化によるものでしょうか 奇妙な模様が刻まれてます
イメージ 17
ここからの眺めも素晴らしいです 久住から阿蘇方面がよく見えます
イメージ 18
これは帰り道の方向です この中央部分を 右から左に尾根筋を歩きます
こうして見ると けっこう歩いてるんですね びっくりです
イメージ 19
再び 沓掛山の方です もうすぐ駐車場につきます
ここに来て ミヤマキリシマが ぼつぼつ咲いているのに気づきます
イメージ 20
星生山で見たほうが ここよりも綺麗だったように感じます
イメージ 21
それでもここは あと一週間ほどで 沢山咲くんでしょうね
イメージ 23
蕾がこんなに膨らんでいる株もありました ミヤマキリシマのシーズン間近ですね
イメージ 24
駐車場には 9時過ぎに到着しました 多くの人とスレ違いましたが
その人達には 自分がどう見えたんでしょうね? 軽装備のおじさんが
ちょっとそこまで 写真撮りに登ってたくらいに 思われたことでしょう

駐車場には車が溢れていました 今度来る時も夜明け前にしようっと^^