2013の登り納め (朝駆け その2) ~くじゅう連山 御池~

8時35分に避難小屋を出て 天狗が城を見上げると 陽に照らされた峰が見える
その頂には 数人の人影が見える カメラマンが強風に耐えている
そこでシャッターチャンスを待っているんだろう たぶん2時間はそこに居る
自分にはこの強風の中 山頂に登る勇気と技術を持ち合わせていない
天狗の左下にある御池を目指して帰路に着く ほんの数分で湖面に着く
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湖面はご覧のとおり 一面雪に覆われていて 此処が池であることが分らないくらいだ
所々雪が剥がれていて 氷が顔を覗かせている それを見ると少し不安になる
割れるのではないか 池に落ちたら命の危険もある そう思うと二の足を踏む
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でも見れば ご覧のとおり 歩いた跡が沢山あって 中央部を突っ切ってみようと歩き出した
ちょうど写真の中央に こちらに向かった新しい足跡が 自分のもの
池の中央を歩いていると 天狗の上からこちらを見ているのが分る
氷上湖面渡りの写真でも撮られたかな? 自分も撮りたいと他の人を待つが来ない
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天狗が城の下から中岳方向を望む あの上にも人影が見えたようだが
今 時分が居る場所ですら 立っているのがやっとなくらいの強風
到底 登れるような状況にないのは 相変わらずで 今回はどこの峰にも寄らず
このまま 雪景色を楽しみながら 来た道を ほぼ真っ直ぐ帰る
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中岳と天狗が城分岐の道標 エビの尻尾がこびりつき その表示は殆ど見えない
奥に見える山は 久住山 肉眼で数人登っているのが見える
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振り返ると 天狗が城 此処から見上げると 雪で化粧した三角の峰が
とても険しい山のように見える 登ってみたくもあるが 風に翻弄されるのも嫌だ
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西の方向を向くと 右奥の峰が 星生山 その左の岩山が 星生崎
その手前には 久住別れの避難小屋がある そこは帰り道沿いだ
いつもは其処に行くのに 左下のマウンドの周囲をぐるりと迂回しているが
いつもと違うコースにしようと 久住山方向に少し回り道をしてみた
いつもだと ゴロゴロとした石に足をとられて 歩き辛い道が
雪でなだらかに均されたスロープを 快適に登る事ができる
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登りついた場所にある道標 久住山と中岳を示すものだが
見てのとおり エビの尻尾が これでもかと言うくらい くっ付いていた
中央の山が 天狗が城 その右側奥の白い峰が くじゅう連山最高峰 中岳
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久住の登山道のスロープを下る ここも石がゴロゴロしていて歩き辛い道
この道は 怪我人を多く排出する場所でもある そんな道も
多くの雪で 此処も歩きやすかった ソリを持っていたなら 快適だったかも
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久住別れまで降りてきて 正面の星生崎を望む その手前は窪地になっていて
その窪地に避難小屋がある 北の方を見ると 正面に三股山が見える
まだ登った事がない山 一度は登ってみたい これは次の年の目標の一つ
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南側には 久住山がそびえている 此処から見ると あの峰も穏やかそうなのになぁ
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9時22分 避難小屋のある窪地に到着 空が晴れて星生崎が 青空に映える
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星生崎の脇まで登る 向こうに天狗が城が見える その脇に 微かに中岳も
下の避難小屋の近くには 御池の避難小屋で一緒だった人がいた
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此処から眺める久住山は 三角錐で 結構険しい山に見える
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星生崎の岩肌 此処も登ってみると 結構トリッキーな山で 楽しいのだが
雪が積もっていると 本当にトリッキー 岩の間に積もった雪が柔らかく
間に落ち込むと命取りにもなりかねない こんな日は行かないに越した事はない
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西千里が浜を 牧ノ戸方向に向かう 此処はどこ?って感じの風景
でも此処は九州の中央部 下からは見えない景色 とても心地よい
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西千里が浜から星生山の脇を舐めるように 登山道を歩く
振り返ると 遠くに久住山 あの近くを歩いていたと思うと
結構歩いたんだと思う このとき9時41分
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星生山の 牧ノ戸峠側の登山道口から さっき歩いてきた道を眺める
左奥の山が星生山 右の丘陵地のような山は 肥前が城
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沓掛山まで戻ってきた 10時48分 結構な時間掛けて山歩きしたものだ
沓掛山の頂上付近から 三股山を望む 星生山も見えるのだが
チョットガスが掛かっていたので 近くの木の枝で隠してみた
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駐車場に降りついたのが 11時15分 天気に恵まれたせいもあって 雪山も意外と人が多い
心置きなく この年最後の山を満喫した 2014年もまた 自分流で 山を楽しもうと思う