ソウシチョウ(相思鳥)がいた ~男池周辺散策~

星生山からの帰り やまなみハイウエィを別府方向にすすむ
男池をまわって その後 「水の駅おづる」で水を汲む予定だった
やまなみから途中ショートカットし 通りの少ない細い道に入る

何故か カメラ何処だったかな?と 気にしていたその時
前方の路肩に オオルリらしき鳥が舞い下りてきた
カメラはリュックの中 鳥は何か探している様子
おもむろに車を止め 後部座席にあるカメラを探しだし
手にとって写そうとしたその時 鳥は何処かへ飛んで行った


その後 黒岳の麓 男池を観て帰ろうと 山道を抜けていた時
沢山の鳥の囀りが聞こえて来た 道路脇に車を止め 窓から外を見る
どんな鳥がいるのか観ていると 木々の枝を飛び回る小鳥を見つけた
幾度もシャッターを切るも その姿がレンズに上手く入って来ない
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何分にも遠く また ジッとしてくれないので 思うように撮れない
辛うじて その姿が写り込んでいたものが 一枚だけあった 
ピンボケながらも 判別できるまでに 写真に写り込んでいた
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拡大してみると その小鳥の正体が分かった
外来種で野生化した 「ソウシチョウ」 だ

向こう向いてるので 羽の赤い部分が見えない
緑を基調に 黄色を配色 羽の赤いハイライトが鮮やかな鳥

特定外来生物ということで 生態系への影響等が懸念され
捕獲から売買や飼育すら禁止されている生物だ
「ガビチョウ」もそのひとつ 毎朝その奇麗な声を聞くが

人為的に持ち込まれた これらの鳥たちが
迫害を受けているようで 残念に思う
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他にも野鳥が居ないかと 男池の滝 から 川沿いに森を散歩した
滝の正面に回り込み 高いところからシャッターを切る
山に登り始めて 道なき場所でも 道が見えて来るから不思議だ
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滝の様子

散策道に戻り 滝壺の方に下りて行く
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いつ見ても 奇麗な水に 心が洗われる
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環境省では「男池の滝」 といい 地元由布市では「名水の滝」 と呼ぶ
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滝から流れ下る水 そこを縫うように歩道がはしる ここから後ろ方向に上りとなる
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少し登ったところから振り返ったところ 森の中の散策道
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緑の濃い葉が目に気持ち良い 風でそよぐ葉の音も耳に優しい
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森の中で 鮮やかなオレンジ色の花が咲いていた
「フシグロセンノウ」 という ナデシコの仲間
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平らな道を 歩いて行くと色んな草花が 目にとまる
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これは 「キツネノカミソリ」 という彼岸花の仲間らしい
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大きなケヤキの木 左右別の木のようだが 下の方で一本になっている
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男池の脇にあるステージ この先に 滾々と湧きだしている
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湧きだす水は とても奇麗で とても冷たい
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水深は結構ありそうな湧きだし口 透明感が半端ない
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男池の湧きだす水の周辺

男池の水の中の様子

撮影していると 登山者や 観光客が 数名やってきた
中には容器を持ってくる人も居て 直接水を汲んで帰っていた
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男池のすぐ脇に 大きな木があって その根元の様子は 時を感じずにはいられない
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特にこのオヒョウの木 凄いなぁと 感心してしまう
どれだけの時が経てば これだけ大きな根で
こんなに大きな岩を 抱えてしまうのだろう

まるで人の手で 石を掴んでいるように見える
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反対側から見たところがこれ 手のようにもあり
たのが吸盤で 掴んでいるようにも見える
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この角度から見ると 石に座っているようにも見え笑える
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すぐ近くにあるケヤキの木 目立たないが こっちの方も凄い
大きな岩を舐めるように 太い根が岩を抱き込んでいている
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岩の方から観ると 岩が見えなくなっているほど抱え込んでいる
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どのくらい ここで生きているのだろう
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結局 男池の方を散策して 観ることのできた野鳥は
エナガ ヤマガラ シジュウカラ カワガラスを確認したものの
写真は撮れなかった 今度またゆっくりと散策してみよう