3週連続の由布岳登山 その① ~シルバーウィークに登る~

先週に引き続き 20日の土曜日も由布岳に…
近い山って 道中の時間が短縮できる

一番近いのは鶴見岳だが
あの山を 独り深夜に登るのは まだ抵抗がある
何分にも 登山者が少ない事 何かあった時困る

眼下に広がる別府湾と 遥から昇る陽には
魅力を感じるが いつか機会をみて 登るとしよう

直前まで迷っていたが 結局 今回も由布岳にした
イメージ 1
先週は登り始める頃に 雲が出てきて
そのお陰で 鮮やかな朝焼けを見ることができた
今日は どんな夜明けのシーンが 見れるだろう
イメージ 2

午前3時半 駐車場を出発 シルバーウイークとあって
朝駆けする人も幾分か多い 同時刻に4人のグループと
独りの男性が それぞれのペースで登り始めた
イメージ 3

10分で日向岳分岐に到着 今日もいつもと同じペース
合野越には登山口から35分で到着
道に慣れたせいもあって 少し早く登れるようになった

それでも 他の登山者はまだ早い 時々明かりが見えるものの
数分先を進んでいる 到底追いつけそうもない

登り始めて約1時間 木々も低くなり 展望も開ける
湯布院の盆地が見えてきた 街灯りが宝石のよう
良く見ると 中央部分に霧が発生している
この後少しづつ 霧が広がって行った
イメージ 4

マタエに着いたのが5時18分 空の星が少なくなってきはじめた
どっちに登ろう… 西峰に行きたいが 暗闇は気が引ける
先に行った4人組は西峰を登っている 3週連続だが東峰に行こう
イメージ 5

途中で 湯布院の盆地を見下ろすと 霧が広がっていた
イメージ 6

5時33分 東峰頂上に到着 東の空はオレンジに染まる
空はこれから 時々刻々と 色合いを変えて行く
イメージ 7

夜が明けた湯布院の盆地 真っ白な底霧が覆っていた
イメージ 8

西峰を見ると 4人のグループがそこに見えた
まだ陽が昇る前 東の焼けた空が山を染め始める
イメージ 9

5時57分 陽が昇り始めた 雲の隙間から赤い顔を出す
佐賀関の岬の方向から 地平を染めて登ってくる
陽の登る方向は水平線ではなく 四国の山々がある
今日は雲で観えないが 此処よりも高い山が連なっている
イメージ 10

イメージ 11

陽が出て2分後 頂上に辿り着いた3人のグループ
何分前に陽が出たか尋ねてられ答えると 悔しそうにしてた

確かに 陽の出の瞬間は大事な節目となるが
朝駆けを初めて以来 星空から 朝焼けになる様の方が
断然ドラマチックに思える ようになった
イメージ 15

先週見れた 空に浮かぶ由布岳の影 今日も見えた
見えないスクリーンに映し出されたその姿は 幻想的で素晴らしい
イメージ 12

西峰は朝陽に照らされ その岩肌が赤く染まる
イメージ 13

次々と登頂する人たち さっきの3人組も
今が自分たちの陽の出だといい 記念写真を撮っていた
イメージ 14

先週とは全く違う日の出 これはこれで奇麗だが
真っ赤に焼ける雲が見れないと愚痴るのは 贅沢なことだろうか
イメージ 16

頂上で話をした熊本の女性に 先週の朝焼けの話をしたら
苑に登れなかったことを とても残念そうにしていたが
これからの季節 もっと奇麗な朝焼けが期待できる
可能な限り 何度も登って 奇麗な朝焼けをみたいものだ
イメージ 17

陽が昇って25分 別府湾が黄金色に染まる
イメージ 18

別府湾で発生した雲が 鶴見岳に押し寄せ 乗り越えようとしている
塚原から西のほうは 雲海に吞まれていた

陽は更に昇り その光を強くする
イメージ 19

時刻は6時40分 此処に登って1時間以上になる
さて この続きは後ほど