元旦 登山口の駐車場に到着したのは午前4時40分だった
駐車場は殆ど埋め尽くされ 最も遠い場所にしか車の止め場がない
仕方なく 登山口に程近い道路脇の広場に車を止め 登山の準備をする
牧ノ戸峠登山口 午前5時06分 登山開始
辺りは霧のようなガスが立ち込め ヘッドライトで照らすと
キラキラとダイヤモンドダストのように輝いた
地面には殆ど雪がなく コンクリート舗装された路面は
僅かな湿り気が凍り付いていた
アイゼンを履こうか迷うところだが とりあえず軽アイゼンを持ち
装着せずに登山を開始した 沓掛山を越えるまでは慎重に歩く
そこを超えれば岩場の氷面を歩くこともなく 転倒するリスクも少ない
元日の大分の日の出は7時17分 ここから2時間で中岳山頂を目指す
休憩も取らずにひたすら歩き続け 午前6時50分に御池に辿り着いた
先行く人のヘッドライトが沢山見える ここまで10人以上は追い越して来た
多くの人は久住山を目指して登っていたが 日の出は東から27.3度南になる
久住山に登る人のライトも ここから幾つも見える
右奥が久住山の頂上 左側のマウンドが邪魔するんじゃないかと思う
その先の稲星山の脇から陽が昇る ロケーションとしてはどうだろう
日の出を見るなら中岳が一番良いと思うのだが…。
7時07分山頂に到着 山頂には多くの人がいたが
十分に空きがあり 山頂近くに陣取る
7時12分 遥か地平の先から朝陽は突然現れた
まだ大分市内はまだ日の出の前 標高の高い山頂のほうが日の出が早い
望遠を持っていかなかったので これがマックスの日の出写真
10分ほど滞在し 下山する 山頂は風も強く 体感温度はとても寒い
雪の少ない日でも 北西の斜面は霧氷に覆われ とても綺麗だ
御池は完全には凍っていない それでも十分歩けるだけ 氷は厚い
アイゼンも履かずに氷上を歩いていたら 後ろ向きに見事に転んだ
やはり安全第一 備えはしてても使わなければ無いも一緒