今年初の登山 雪のくじゅう

午前5時 朝暗いうちに家を出て 夜明け前に 牧ノ戸峠の駐車場に到着

途中 山を見ると暗い夜空に かすかに稜線が見えた 雲がない!

星も出ていて 絶好の冬山登山日和が予見された

 

人のことを言えた義理ではないが 登山者の 多くの車が止まっていた

トイレを済ませ 靴を履き 周囲が明るくなってきた6時50分に登山開始した

f:id:takumi-shishou:20200201205844j:plain

登山口からずっと薄っすら雪が覆っていた アイゼンを履くほどではないが

滑らないようにゆっくりと歩く 十数分歩いたところ 展望所の上の階段

 

周囲の気温は‐3℃と寒い でも重ね着した内側が汗で湿ってきた

登山道が木々に囲まれ 風がないので 汗かきには辛い 

汗が冷えると低体温症になる危険がある なので上着を脱ぐことにした

風が抜ける 薄手の長袖のシャツ 下にはTシャツ じっとしてると寒い

背中にはリュックがあるので 歩いていると 身体は冷えることはない

写真では明るく見えるが 実際にはもっと暗く感じる明るさ

f:id:takumi-shishou:20200201234240j:plain

駐車場の周囲の木々は 然程白くなかったが この付近まで登ると白さが増す

 

f:id:takumi-shishou:20200201235435j:plain

沓掛山山頂手前の登山道 久しぶりの霧氷のトンネル

足元の積雪は1~2㎝くらいかな? 積雪というほど雪はない

 

f:id:takumi-shishou:20200201235741j:plain

ゆっくり1時間ほど歩いたところです 長者原方向を見ています

ここまで上がってくると 霧氷の量が違ってきます

吹きっさらしなので 肌に寒風が刺さるようで痛いです

ガスが徐々に掛かってきてます この先ちょっと不安

f:id:takumi-shishou:20200202003445j:plain

久住分かれ手前の避難小屋付近 星生崎の大岩がガスで霞んでいる

海のトリトンに出てきた 大亀メドンに似てる気がするのは僕だけだろうか

f:id:takumi-shishou:20200202004506j:plain

中岳と天狗が城の間にある御池 例年なら全面が凍っているところだが

風に吹かれて 湖面の中ほどの面積約3分の1は 凍らずに波立っていた

f:id:takumi-shishou:20200202004855j:plain

池の小屋方向から見た湖面 手前は凍っているが 氷が薄い

湖畔の縁の氷の上は歩けるものの 氷を見ながら歩かないと怖い

f:id:takumi-shishou:20200202005058j:plain

池の小屋は 霧氷というか エビの尻尾がびっしり付いてて 真っ白だった

この付近で積雪が3~5㎝くらいだろうか 小さな石は雪に埋まっていた

f:id:takumi-shishou:20200202005412j:plain

ガスが晴れない 風も強い 中岳には上がらずに引き返すことにした

登ってくる人が増えてきた 湖畔にも人影が複数見える

f:id:takumi-shishou:20200202005806j:plain

先ほどの写真の奥のところに着いて所の様子 氷はそんなに厚くないのに

氷が割れたら大変 気を付けて遊んでくださいね

f:id:takumi-shishou:20200202011311j:plain

空池の縁 天狗が城の下 この先久住山方向と久住分かれ方向に分岐する

f:id:takumi-shishou:20200202011606j:plain

久住分かれの標識に着いたエビの尻尾 横に着いてるのは馬の鬣のよう

てっぺんに着いてるのは ちびまる子ちゃんの はなわ君の髪のようで笑える

f:id:takumi-shishou:20200202012011j:plain

途中で見かけた霧氷? 刺々しいが柔らかい とても奇麗だった

f:id:takumi-shishou:20200202012154j:plain

沓掛山まで戻ってきたところ 稜線の右と左で白さが違う

風が左から右に吹くので 風を受ける側が霧氷が多くつき 白くなっている