臼杵の蓮の花


日曜の早朝、臼杵石仏の蓮畑に行ってみました。
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大日如来の見下ろす蓮畑には、まだ沢山の蓮の花が咲いていました。
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朝日に照らされた花はピンク色に染まり綺麗です。
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特に咲き始めは赤みが強く、咲いたばかりの花はとても美しい。
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透過光が花びらをより鮮やかで、幻想的に魅せてくれました。
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真玉海岸での潮干狩り


娘が潮干狩りをしたいというので、土曜日に出掛けてみた。

豊後高田市の真玉海岸。潮の大きい時には広い干潟が姿を出す。
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昔はシジミなどもとれていたのだが、今ではマテ貝しか採れないという。
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夢中で採ってると、いつの間にかバケツもこんなに一杯になっていた。
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クワで砂の表面を少しかき取ると、いくつかの穴が現れる。
その穴に塩を振り掛けると、マテ貝が顔を覗かせる。
そこを摘まんで引き抜くという漁なのだが、これが結構面白い。
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実際に撮っている様子がこれ。大きい回ほど抵抗が強い。
このサイズばかりだと良いのだが…。小さな貝はリリースした。


水の中から何やら跳ねるような水しぶきが見えたので撮影。
エビや魚かと思い、じ~~~っと観察してみたが姿が見えない。
水の吹き出すところを見定め、掴んでみるとマテ貝がいた。
漁協のおじさんにも聞いてみたら、マテ貝の潮吹きに間違いなかった。
それにしてもこのマテ貝は、何のために潮を吹いてるんだろう。
水の中だけで、水のないところでは潮を吹くことはない。

くじゅう山開きの日 牧ノ戸~中岳、天狗ヶ城 ミヤマキリシマを求めて

午前5時15分頃に牧ノ戸峠の登山口に到着したが、既に駐車場がいっぱい
仕方なく離れたところに車を止め、登山開始したのが5時40分
ゆっくり歩き 2時間半かけて、今日の目的地中岳を目指す

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くじゅう山系の中岳近くの御池、ここの池は(みいけ)と呼ぶ
大船山の山頂付近にも御池という池があるが、そっちは(おいけ)という 
この御池、逆ハート型が面白い 正面には星生山がそびえる

イメージ 2中岳からのパノラマ
左から久住山肥前ヶ城、中心に天狗ヶ城、その奥に星生山、右手には三俣山
ヤマキリシマが、くじゅうの峰々をピンクに染める

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中岳山頂から坊がつるの湿原を見下ろす
坊がつるには数多くのテントが張られている
その奥に見える山頂がピンクに染まる山が平治岳

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中岳の奥の稲星山
稲星の無毛の山頂はホクホクとした土に覆われる
他の山頂とは異なる不思議な山だ

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中岳の隣の天狗に登る
この山は少し険しく、岩をよじ登るところもあるが
それはそれで変化があって結構楽しい

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帰りに右手に見える星生山
この壁面のミヤマキリシマは日当たりが悪いのか
他の場所よりも長く綺麗な花を魅せてくれる

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ツクシドウダン この形でもツツジというのだから不思議だ
優しいカーブの花弁と鮮やかな紅色が目に優しい

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ベニドウダン これもツツジのなかま
ツクシドウダンとは花びらの形が違う
ベニドウダンは色も様々 こちらの赤もなかなか綺麗

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数は少なかったけれど イワカガミも花が咲いていた

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帰り路の途中 必ず通る沓掛山 登っている人は山を下る人達
此処は岩を縫うように歩くので、危険防止のため一方通行になっているのだが
中国や韓国の登山客や我が道を行く登山者も多く、逆行して混雑を招く
ローカルルールとはいえ、最低限のマナーとして守ってほしいものだ

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くじゅう連山に霧氷を求めて ~1月9日の中岳周辺~

9日の土曜日は 山のコンディションが良かったようだが
用事があったので 翌10日の日曜日に登るよう計画した

予定は朝駆けして 中岳辺りで御来光を仰ごうと思っていたが
何事も予定どおりというのは難しく 午前6時に家を出ることとなった

今日の予定は 先ず大船山の様子を見て 山頂の白さによっては
大船山登山も視野に入れ 最悪牧ノ戸から御池の避難小屋まで
行けたらそれでも良いという アバウトなものだった

竹田市久住町を通る頃は午前7時で 既に明るくなっていた
大船山を見上げると 山頂部は白く見えるものの 大岩の付近は
微妙な様子だ これから陽が昇り あそこに着くまでに3時間
霧氷は多く付いていそうにもなく 理想の景色を見るのは難しそう
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「牧ノ戸に行こう!」 そう決め 進路を牧ノ戸峠の駐車場に向けた

途中 レゾネイト久住の付近で車を止め 日の出を拝む
日の出時刻は7時18分 真東より少し南から昇る太陽
その右の遠く高い山は 佩楯山だろうか
左の峰は神角寺山の方向のようにも思える
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山に登り始めて 山が気になるようになり 名前を覚えるようになった
興味を持つということは 不思議なもので 面白くもある

牧ノ戸の駐車場に着いたのは 7時40分を回っていた
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いつもの所は塞がっていたが 売店前の枠に空きがあった
意外にも駐車場には若干の余裕がある 予想したより人が少ない

いつも朝駆けしているので この時間の駐車場の混み具合を
知らないということかもしれない それと積雪が無いため
枠内に駐車できているため 100%の収容ができるためだろうか
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準備を済ませ 8時ちょうどに登山開始 沓掛山はガスの中だ
登山道は舗装部に雪もなく 個人的には残念な状態
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それでも途中に 木に覆われて陰になり易い場所は
薄らと凍結していて 油断すると滑りそうな場所もある
アイゼンを履くまでの状況ではないが 車に積んでいた
アイススパイクでも持ってくれば良かったと チョット後悔する
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あづまや展望台からの登り道 ご覧のとおりガスの
晴れてくれれば良いのだが… と祈りつつガスの中を進む
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展望台から登り詰める階段の付近
此処まで登ると 霧氷が見事だ
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沓掛山のかかりの展望所付近 黒い岩肌と白い霧氷
コントラストが凄く良い これで晴天なら申し分ないのに…
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展望所のすぐ先にある寒暖計 今日は-7.5度を指していた
肌を刺すように空気が冷たい それでも風が無いのは有難い
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此処まで登ると身体が温まる ウインドブレーカーや
ダウンのベストを脱いで 上着は薄手のシャツとベストの2枚
それでも歩くと汗をかきそうなので できるだけゆっくり歩く

周囲はというと ご覧のとおりの氷点下の景色
それでもこれが防風の役割をしてくれるので
この辺りを歩くときは 風があっても寒く感じない
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写真を撮りながら 汗をかかないようにゆっくり歩いていたので
沓掛山まで35分を費やした この先 ガスはまだ晴れそうにない
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沓掛山から10分 空が明るくなってきた
ガスの切れ間ができている
この先晴れそうな予感 足取りも軽くなる
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地面の白い部分 一見 雪のようだが殆どが霜柱
樹木や草に付いているのは霧氷 ロープも白くなっている
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 付着した霧氷が 気温上昇により落ちたものが
地面にそのまま残って 薄らと積もっているものもある
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途中で通る霧氷のトンネル こういう雰囲気って何処となく好きなんだなぁ
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雪が積もってくれると こんな岩など隠れてしまい
真っ平らになって もっと歩きやすくなるのに…
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扇ヶ鼻分岐より少し手前の広場 休憩ポイントでもある
写真は振り返って撮ったところ この辺りからガスが晴れる
もう少し先に行くと 星生山の南西の端が見えてくる
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扇ヶ鼻分岐手前 先月28日にも ここは霧氷が奇麗だった
あの日に増して 今日はとても眺めが良い 霧氷の量が違う
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ガスも晴れたり 掛ったりを繰り返している もうすぐ晴れてくれそうだ
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扇ヶ鼻分岐に到着したのが 9時30分頃
汗をかかない様にというのと 写真を撮りながら
ゆっくりとしたペースで歩いてきたため 時間が掛った
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ほんの少しの間で うそのような晴れ間が顔を覗かせる
正面には星生山 此処から左に行けば 星生山のコース
今日はまっすぐ進み 取りあえず御池まで行くことにしよう
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ガスが晴れるとともに 多くの登山者が目につくようになる
意外にも周囲に たくさんの人がいることに驚いた
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登山道の ケルンのある場所を歩く
地面は凍土 相変わらず固く 歩き辛い
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星生山分岐 正面が星生山 頂上には人影はないが
星生崎を目指す人が数人目に入ってきた
ここは雪が無い分歩きやすいのだろう 以前積雪時に
此処を越えようとして 立ち往生したことがあった
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此処から西の千里ヶ浜 正面の岩稜が星生崎
あの尾根筋は 変化に富んでいて 面白い登山道だ
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遠くに見えるのが久住山 陰になっているが
真っ白で 此処からも頂上の多くの人が認識できる
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西の千里中間点付近 登山道ではない所は
粉雪が薄く積もり こんなに白くて奇麗な状態だ
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星生崎の下を越える 此処を越えれば避難小屋が見え
久住山や 中岳・天狗ヶ城が近くになる 御池は凍っているだろうか
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通過の途中で 星生崎を見上げると 全体でゾウガメのような
岩の群れが見える 雪はなくても冬の山は 霧氷でとても奇麗だ
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見えた 避難小屋 年末はここまでで引き返した
正面に天狗ヶ城が見える あの右下に御池がある
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白い壁が避難小屋 赤い壁がトイレ トイレは冬季閉鎖されている
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久住分れから中岳に向かう 少しだが雪が残っている
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御池に出た 凍っている でも手前はご覧のとおり
完全に凍りきれていない 御池の縁を歩くことにした
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御池の手前で出会った熊本の人 冬の山が好きになったという
登った人にしか分からない冬山の素晴らしさ この人も同じ思いだった
氷は薄いところでも5センチ以上はある 強度的には十分ありそうだが
その上を歩く勇気はない 氷が割れないという保証はないからだ
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水深が数十メートルという御池 氷の上を渡れずに残念だ
また来た時に氷上を歩ければいい 此処はいつでも来れる
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氷の厚さは上から判別できない 薄い場所は必ずある
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さてと 湖畔の避難小屋に行って 昼食を摂ろう
時刻は10時40分 昼には早いが 朝食が早かった分
お腹も空いてきた 今日はカップラーメンでも食べよう
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避難小屋 中には先客が1名いた 広々使える
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自前のバーナーでお湯を沸かす これでコーヒーと
カップラーメンが食べられる 冬山は温かいものが恋しくなる
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今日は これ以外にもおにぎりを持って来ていたが
おにぎりは 寒すぎて凍ってしまっていた
カップラーメンを食べた後 お握りを入れて混ぜて食べたら
これがまた美味かった コーヒーも美味くて2杯も飲んだ
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昼が近くなり 人が増えてきた いつまでも此処に居られない
さてこの後どうしよう 外にでて考えることにしよう

三社詣り ~柞原・春日・護国~

1月3日 息子に三社詣りに行こうと誘った
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何処に行こうか相談し 先ずは「柞原八幡宮」に行くことにした

此処は大分の西部に位置し 比較的山の中にある神社
3日目なので少ないかと思いきや 駐車場に入るまで数十分掛る始末
それでも無事に駐車して 風情のある石積みの階段を上がる
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階段を上り詰めると 右手にに指紋があり この奥に本殿がある
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靴を脱いで楼門に上がり 本殿の正面に位置する拝殿で参拝する
他の多くの神社が屋外からの参拝なので 不思議な感じがする
836年に建造されたという 大きくはないが 歴史を感じる八幡様だ
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柞原八幡の西門下に咲いていた蠟梅 甘い匂いがする
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次いで行ったのが 春日神社 此処も連日混雑している
此処は毎年参拝するところ 新年になったばかりだと 長蛇の列ができ
なかなか参拝できない 今日はその半分くらいの長さだった
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 春日神社は860年に建造されたという 此処も歴史ある神社
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三番目に行ったのが 大分縣護國神社 此処も毎年車が多い
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この神社は 1875年に建造されたというから 他と比べ新しい
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境内は広々していて 開放感がある
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巨大な絵馬や 破魔矢 熊手 そして今年は門松までできていた
個人的には これ以上 巨大なモニュメントは増やして欲しくない
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なんとか三社詣りができ 正月の行事が ひと段落した気がした

初日の出と ミヤマキリシマ ~日出町 経塚山~

今年の元旦は 県内どこでも 日の出が良く見えるとのこと
本来なら 久住や由布岳に登って 初日を拝みたいところだったが
どうも喉の調子が宜しくない 山は待望の雪が積もっているというのに…

それじゃぁと 鶴見岳にロープウェイで登ろうと思い 行ってみると長蛇の列
この分だと 山頂に着くのが 日の出過ぎになるという

日の出後に着いても まったくもって意味がない さて…どうしたものか
経塚山なら 此処からでも十分な時間があり 日の出には間に合う

あそこはあまり人も居ないから ゆったりと観れるはず 行ってみよう
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鶴見岳ロープウェイの駐車場から 一旦 別府インター側に下りて
坊主地獄の手前を宇佐市安心院方向に入る 明礬温泉を経由して
途中 十文字原のテレビ塔の脇を通る さすがにここは車が多い
入口近くまで狭い道路に縦列駐車している 展望台も広くないので
このぶんだと ゆったりと眺めることは皆無だろう 先に行こう

途中 日出ジャンクション付近から宇佐別府道路沿いに入り
速見インター手前を下り 広域農道に入る そこから山越えで
杵築市山が待ち方向に進む その途中にポケットパーク日出がある
此処も車が多いが 向きが良くない 日の出方向には杉が茂っている

経塚山はポケットパークから数分の所に 取りつきの道路がある
前を走る軽のバンもそこに入った 「知ってる人は居るんだなぁ」
「意外と車 多いかもな?」 などと思いながら バンの後をついていく
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意外にも 突き当りの鉄塔横の駐車場には 軽自動車が1台
「よかった やっぱり少ない 此処ならゆったりできる」
混み合ったところが 好きではないので 此処で良かった

時刻は既に7時を回っていた 日の出まで15分程しかない
自分が到着して 直ぐに軽トラが1台やってきた
その後も数人が来たようなので 車もせいぜい5~6台だろう

ロケーションが悪いところでもないのに どうして人が少ないのか
たぶん 入口が分かり辛く 知名度が低いだけだと思われる

面前に別府湾が広がり 高崎山のシルエットが浮かび上がるイメージ 3

真正面が大分市 煙突やタンクの類がミニチュアのように見える
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少し左手には 日出町の中心部 その向こうには佐賀関に半島
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もっと右手には 由布岳鶴見岳が見えるが
残念なことに別府市街地は 手前の林に遮られている


東の空を 飛行機が 雲を輝かせながら飛んでいる
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飛行機に見入っていたら 「出た!出た!」 という声が聞こえた
視線を下げると 佐賀関の右側の山から 太陽が顔を出し始めていた
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徐々に昇ってくる太陽 雲の下 稜線からの日の出
久しぶりの 雲に邪魔されない日の出だ
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まん丸とはいかないが 真っ赤な太陽が昇った瞬間
塵も少ないのか 幾分か光が強い
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初日の別府湾と高崎山 景色として変化は少ないが悪くない
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その一連の日の出を ダラダラと撮ったのがこちら

朝陽に染まる由布岳東峰 西峰はガスに包まれている
由布岳に登れたら もっと違う初日の出が見れたんだろうなぁ
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周囲の人は 日の出を見て 早々に家路に向かう
自分はというと この後の光の変化が好きで 暫くとどまる

日の光が強くなると 水面に 黄金色の光の筋が現れる
陽が昇るにつれ 黄金色が徐々に白銀に変化していく
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さて 日の出はここまでとして せっかく経塚山に来たのだから
頂上まで行かなきゃ勿体ない ものの数分で山頂に着く
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登山道 というか 遊歩道 霜が降りていて 意外に滑る
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経塚山山頂 標高610mで ミヤマキリシマの自生地
山頂もそう広くもないので 株の数は驚くほど多くはないが
それでも 全部開花すれば それなりに見栄えはする
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此処のミヤマキリシマが 珍しいものと記された看板
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株を良く見ると ちらほらと花が咲いている
少し前まで咲いていた跡も また咲こうとする蕾も見れる
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暖冬という異常気象のせいだろうか 多くの株が同じ状況だ
まさか正月早々に ミヤマキリシマの花を見ようとは思わなかった
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氷点下の中の初日の出だったが また暖かくなるといいう
今年は 寒い冬って 期待できないのかな?

雪の積もった久住山に 今年も登ってみたいのだが…