朝陽
昨日の日の出
薄い雲が覆っていたけど 穏やかな朝の港は 水面が鏡のようでした
日本製鉄の高炉の向こうに 朝陽が昇り 水面に光を映す
朝焼けも 雲をオレンジ色に染めて 短くも とても奇麗な時
旧フェリー乗り場のゲートの上の「まってるもん」はこの公園のシンボル
早朝でも朝の散歩をする人も多く 気持ち良さそうに歩いている人とすれ違う
コロナの影響はまだ続いている 早く平穏な日々が戻ってほしいと思うばかりだ
猪の瀬戸の氷室址
またしても猪の瀬戸湿原から
猪の瀬戸湿原の西側から南へ延びる散策道を下っていくと
かつて別府と日田を商人などが行きかっていただろう 日田街道の跡がある
この街道跡に足を踏み込むと それまでいた散策道と空気が変わる
緑に包まれた其処は 数度気温が低く心地よく 新緑が目に優しい
苔生した岩 その岩を抱きかかえるような根を張る樹木
このヒンヤリとした空気が先人をそうさせたのか 此処には昔 氷室があったようだ
冬は霧氷が山を覆う由布・鶴見の山々 標高も700mと高く
谷筋の此処は年中 空気が冷やされているのだろう
谷の水を汲んで 氷を作り その氷を切り出して貯め置く氷室
昔はまだ涼しかったんだろうなぁ
まだ5月初旬 今日も最高気温は30度近くまで上がるらしい
活動を始めた シマヘビ に遭遇
先日行った「猪の瀬戸」にまた来てみた
道路脇というのが分かるように 車が通る様子を写し込んでみた
県道別府・一ノ宮線 左側に行くと別府方向 右側に行くと湯布院
この池は 川の流れが堰き止められて出来ているようで
上流側には 此処に流れ込む小さな水の流れがあった
池の周囲には 動物の痕跡がある 鹿の足跡のようだ
まだ新しい足跡 この辺りには沢山の鹿が居るのは知っている
写真には撮れなかったが ヒキガエルがノッソノッソと歩いていた
久しぶりに見たニホンヒキガエル あの歩き方は貫禄ありすぎ
見つけた直後に石の隙間に入り込んでしまったのが残念だった
そんな自然がたくさん残っている この環境は素晴らしいと思う
水の中には無数のオタマジャクシが泳いでいる
トンボが飛んでいるのでヤゴの餌になるのかな
などと思いながら この池を一周してみた
池の近くの枝が密集した場所に シマヘビを見つけた
体長が1mくらいある立派な蛇だ
カメラを向けると 向こうもこっちに気付き睨み付けてきた
拡大するとこんな感じ 蛇に睨まれるというのを初めて体感した
鋭い眼光 これに睨まれた蛙の気持ちが分かる気がする
この蛇だけかと思っていたら 池の中を泳ぐ蛇に気付いた
別の場所に居たシマヘビ 右の蛇は前野と同じくらいの大きさだったが
左の蛇は全長が2m近くあるだろうと思われる 大きなものだった
春から一気に 初夏の気候になってきたせいもあって 動物が活動を始めた
人が立ち入らない場所だからこそ こんな動物が伸び伸びと暮らしている
僕も蛇は気持ち悪いと思うけど これも同じ地球に生きる仲間
彼らの生活空間に 僕の方が勝手に踏み込んでしまっただけのこと
そう考えると 単に気持ち悪がることを申し訳なく思う
猪の瀬戸湿原の春 サクラソウ
別府市にある 猪の瀬戸湿原に こんなところがあるなんて知らなかった
道路のすぐ脇にある 水たまりのような場所 池塘なのだろうか
近くに川はあるが その川はこの場所よりも2m以上低い場所を流れている
森のすぐ向こうには道路があって 10mも離れていない場所を車が走る
道路よりも少し高い場所で 森の中だから気付かなかったけど
木々に囲まれて とても幻想的な場所 水辺に鹿の足跡が幾つも残っていた
道路の反対側の広い湿原には 自生している「サクラソウ」の群生
その小さな”芝桜”に似たピンクの花は 点在や密集して生えていた
散策できる遊歩道が その花の脇まで歩いていけるようになっている
ちょうどいい時期に たまたま通りがかって 良い物を観させて貰った
今年初の登山 雪のくじゅう
午前5時 朝暗いうちに家を出て 夜明け前に 牧ノ戸峠の駐車場に到着
途中 山を見ると暗い夜空に かすかに稜線が見えた 雲がない!
星も出ていて 絶好の冬山登山日和が予見された
人のことを言えた義理ではないが 登山者の 多くの車が止まっていた
トイレを済ませ 靴を履き 周囲が明るくなってきた6時50分に登山開始した
登山口からずっと薄っすら雪が覆っていた アイゼンを履くほどではないが
滑らないようにゆっくりと歩く 十数分歩いたところ 展望所の上の階段
周囲の気温は‐3℃と寒い でも重ね着した内側が汗で湿ってきた
登山道が木々に囲まれ 風がないので 汗かきには辛い
汗が冷えると低体温症になる危険がある なので上着を脱ぐことにした
風が抜ける 薄手の長袖のシャツ 下にはTシャツ じっとしてると寒い
背中にはリュックがあるので 歩いていると 身体は冷えることはない
写真では明るく見えるが 実際にはもっと暗く感じる明るさ
駐車場の周囲の木々は 然程白くなかったが この付近まで登ると白さが増す
沓掛山山頂手前の登山道 久しぶりの霧氷のトンネル
足元の積雪は1~2㎝くらいかな? 積雪というほど雪はない
ゆっくり1時間ほど歩いたところです 長者原方向を見ています
ここまで上がってくると 霧氷の量が違ってきます
吹きっさらしなので 肌に寒風が刺さるようで痛いです
ガスが徐々に掛かってきてます この先ちょっと不安
久住分かれ手前の避難小屋付近 星生崎の大岩がガスで霞んでいる
海のトリトンに出てきた 大亀メドンに似てる気がするのは僕だけだろうか
中岳と天狗が城の間にある御池 例年なら全面が凍っているところだが
風に吹かれて 湖面の中ほどの面積約3分の1は 凍らずに波立っていた
池の小屋方向から見た湖面 手前は凍っているが 氷が薄い
湖畔の縁の氷の上は歩けるものの 氷を見ながら歩かないと怖い
池の小屋は 霧氷というか エビの尻尾がびっしり付いてて 真っ白だった
この付近で積雪が3~5㎝くらいだろうか 小さな石は雪に埋まっていた
ガスが晴れない 風も強い 中岳には上がらずに引き返すことにした
登ってくる人が増えてきた 湖畔にも人影が複数見える
先ほどの写真の奥のところに着いて所の様子 氷はそんなに厚くないのに
氷が割れたら大変 気を付けて遊んでくださいね
空池の縁 天狗が城の下 この先久住山方向と久住分かれ方向に分岐する
久住分かれの標識に着いたエビの尻尾 横に着いてるのは馬の鬣のよう
てっぺんに着いてるのは ちびまる子ちゃんの はなわ君の髪のようで笑える
途中で見かけた霧氷? 刺々しいが柔らかい とても奇麗だった
沓掛山まで戻ってきたところ 稜線の右と左で白さが違う
風が左から右に吹くので 風を受ける側が霧氷が多くつき 白くなっている